27歳とそんなに長く生きてませんが、人生で6本目の機械式時計を購入しました。

OMEGA
Speedmaster Moonwatch Professional　"Tin Tin" (タンタン)　
311.30.42.30.01.004

スピードマスタープロフェッショナルといえば、オメガの中でもド定番のいわゆるスピマスプロですが、このモデルは紅白のチェック柄が目を引く、ちょっと珍しいヤツです。
このチェック柄はタンタンの冒険というベルギーの漫画に出てくるロケットにインスピレーションを受けたとの事で、海外ではTinTin （タンタン)と呼ばれてるそうです。



生産終了かつ、海外で人気のあるモデルの為、国内在庫がどんどんなくなっていく中、Amazonで40万をギリギリ切る価格で購入できました。ただ、同世代の通常のスピードマスタープロフェッショナル　(311.30.42.30.01.005)が34万円くらいで購入できるのを考えると、文字盤が違うだけなのでちょっぴり割高な気もします。

これまで所有してきた時計と比較してみます。

	スピマスプロ	アウトバーン	プラネオ	プロ300
メーカー	OMEGA	Sinn	OMEGA	OMEGA
サイズ	42mm	41mm	42mm	41mm
厚さ	14mm	15.5mm	16mm	12.7mm
重量	155g	160g	195g	175g
ムーブメント	OMEGA Cal.1861 手巻き	ETA Valjoux 7750 自動巻き／手巻き	Cal.8500 Co-Axial 自動巻き／手巻き	Cal.2500 Co-Axial 自動巻き／手巻き
クロノメーター	×	×	〇	〇
パワーリザーブ	48時間	42時間	60時間	40時間
ハック機能	×	〇	〇	〇
風防	プラスチック	サファイアガラス	サファイアガラス	サファイアガラス
防水性能	50m	200m	600m	300m
リューズ	引き出し式	ねじ込み式	ねじ込み式	ねじ込み式
カレンダー	×	デイデイト	デイト	デイト

こうやって比較してしまうとヒドいもんですね。
自作パソコンマニア的にに言うと"低スぺ"という奴です。(見ようによっちゃ機械式時計全般がそうですが・・。)

自動巻きじゃないので毎日ゼンマイを巻き上げないと止まる
クロノメーターじゃないので時間はズレまくるけどハック機能すらないので時間合わせが困難
風防に至ってはガラスですらないのでちょっとぶつけただけでキズが付きまくる


とてつもなく不便な時計ですが、その不便さが機械式時計の醍醐味だと思うのです。
毎朝手巻きのゼンマイを巻き上げる度に、あぁ機械式時計っていいなぁと実感してます。

ただ時間を見る為だけならクオーツ時計やスマホでも充分な時代に、数十万も出してわざわざ機械式時計を買うんですから、これくらい扱いが面倒で手がかかった方が良いんです。